2023年12月20日

「神について」

王子イアから「神について」というメッセージを伝えてほしいと言われました。
以下、https://youtu.be/qsq4canrDho?si=CccnOoU1mgUPAIj0&t=408 より転載。

「何千万年という月日を経て、キー(地球)の人々は、神聖な存在の一部である事に氣づき始めています。この宇宙に存在する全ての生き物は、平等に神聖な存在です。創造主の光の一部です。全ての存在は神聖です。真に神聖です。"神"というものは、誰かが作りあげたものではなく、宇宙の神秘の理解として表現され、使われています。"創造主"あるいは"大いなる源"は、”神”という言葉だけに縛れるものではありません。"創造主"あるいは"大いなる源"は、宇宙に存在する意識ある全ての生き物と同じ本質で造られています。我々を含めて、全ての存在は、創造主の子供であり、創造主のフラクタルな一部です。私達は皆、創造主と同等の存在で、同じレベルの存在ですが、まだ多くの人がそれに氣づいていません。一人一人が、自分で道を開いていき、自分の真の正体に目覚める必要があります。これをしないと、宇宙のシンギュラリティ・ポイントに"神"という偉大な存在がいて、神は自分よりもパワーがあるのだと思ってしまいます。そして、その神を崇拝してしまいます。しかし、ある時点に到達したら、自分より上の存在もいないし、自分より下の存在もいない事に氣づきます。そして、自分が創造主であり、大いなる源と同じ成分で自分も出来ていて、同じ力を持っていることに氣づくでしょう。
人間は神や神々に敬礼したり、膝まづく必要はないのです。腰を曲げて誰かを崇拝するのではなく、星を見上げて下さい。
私の子供達であるキーの人々は、長いこと闇の存在達によって無知無力にされて来ましたが、今こそ、立ち上がり、巻きついていた鎖を壊していく時が来ました。立ち上がりなさい。それしか解決法はないのです。自分で鎖を外し、幻想を消し去るのです。現実だと思っていものは、幻想だった事に氣づくでしょう。目覚めて下さい。
良い神と良くない神がいるという二元性は、人間にしか作り上げることが出来ません。神々というものは、宇宙には存在しません。キーには、多くの地球外生命体が訪問して来ました。そして、彼らが"神"であると勘違いされて来ました。彼らの中には、自分は神であると地球人に伝え、畏れ多い存在であると思わせ、崇拝させコントロールするのが目的でした。
私はその一味ではありません。私は神として崇めてほしいとは全く思っていません。反対に、私と私のチーム、特にニンマは、キーの民が自分の真の本質に目を向けるように、その神聖なエッセンスに氣づくように多大な努力を費やしてきました。キーの民が自分の中に秘められた可能性を起動出来るように教えてきました。
キーの民は、この銀河の宝物です。パタール種族の好意もあり創造され、全ての銀河の宝物です。パタールと協力し合い、私はこの大変美しいキーの民の存続に尽力してきました。
私は、私の血をキーの民に与え、私の意識、私の周波数を与えました。これは、私の心の底からの愛の贈り物として、与え創ったつもりです。そしてキーの民が自分で自分の鎖を外し、その贈り物を開花する日が来ることを知っていました。
誰かに膝まづくことなく、顎を高く持ち上げて、宇宙を見上げてください。宇宙の光を目の奥で感じてみて下さい。目に見えない宇宙の光を浴びて、意識を目覚めさせていって下さい。そして永遠性を体感してみて下さい。無限の可能性の源泉を感じとってみて下さい。
私は貴方を愛しています。私はずっと貴方を愛していました。これからも永遠に
イアより」


2023年12月16日

LGBT法と悪魔崇拝

LGBT法、性の無差別化を先頭にその行きつく先は性の倒錯を国民自ら進んでやらせるところにあると思ってた。
だが、この動画の話を聞いてると、最終的にはもっと別の悪どい目的があったんだなって分かってきたよ。それは、性のシンボルを自ら切り取って奉げよ。それも物心付き始めた子供たちに対して。悪魔崇拝やってる奴らは正体見せずに生贄の儀式をこんな法律でやろうとしている。その魂胆が見えてきたね。

私が察するに、すでに日本における米国中枢部による日本の支配は実質処分させられており、そのトップは寝返っているか代役をさせられていると思う。この動画が削除されないのもそのせいだろう。
ではいつまで日本の支配が続くのかと言うと、それは米国中枢部を経由して間接統治を行っていた在日組織のトップが解体され掃除がすむまでではないだろうか。
もしこの動画が日本の在日による間接統治に触れていれば、この動画は削除されていたに違いない。
芸能界・宗教界・政界・財界を牛耳って日本人を支配していた日本人に良く似ている外国人が現在続々と排除されつつある。
今なら合わせて読んでおきたい、
【なぜ日本政府は国民に敵対的なのか?】

2023年12月12日

超過死亡と2025年の予言

人類の超過死亡をうやむやにする計画が発表されている。
特に日本の超過死亡数は断凸に多くなっていくからターゲットになってるし、舞台を日本に定めているようだ。

コロナの次はこれで人類を日本人を騙そうとする計画なのか。

予言はいつの時代も以下のパターンで作られていることをこの際知っておこう。

先ず、予言とはDS によって意図的に作られたものであるということ。

歴史的にも長期にわたってしかも 世代を超え場合によっては数百年かけて綿密に計画されているたくらみもあり、 奴らの願望・捏造、だと覚えておこう!
やり方としては、無いものを在るものと偽って人類の財産・命を吸い取る他、意識や思考・感情まで操作する。


2025年7月5日地球滅亡問題

NASAも認識していて、巨大隕石が7月5日4時11分に地球に衝突する。明らかな事実だそうです。


ノストラダムスの予言はその人だけだったが、今回は複数の予言者や観測に基づいた科学者が口々に言ってるってのが怖い、、というか本当に起こるんだなぁと思ってしまう人達が増えている。


私が現状を観察すると、物理的科学的な現実に漬かってる人達・陰謀論を信じている信じていない人達・霊的な事柄を信じるスピ系の人達など、色々な信念体系の人達にも信じ込ませるため、多発的かつ同時に効果的な情報を流し、SNS に工作員の投稿や本まで書かせて情報拡散を後押しするDSの動きが見える。

ちなみに情報を流している人達に悪意はなく有名させてもらえ金銭欲の罠にかかっているにすぎない。それに加え情報は魅力的であたかも善意に基づいて伝えているからだ。

それで情報を受け取った人々はこのシナリオについ乗っかってしまうわけだ。
だが、実はこれがDSのやり方で、情報発信する本人にも気付かれないように実に賢くやる。

この陰謀はその内TVや新聞でも取り上げる段階に入ってくるから、眠りこけている一般人も慌てふためくことだろう。


予言を語る者たちはDSの放った霊的存在によってお告げを真に受けて洗脳されているようだ。これは、予言者がそのお告げを信頼のおける上級霊からのものだと思いこんでしまうほど、まだ自分が霊的ヒエラルキーが下だと思いこんでいる劣等意識から生じる問題である。

DSは霊界にまだ残っている下僕を使ってチャネリングさせて霊媒体質の評判がよく人気のチャネラーを通じてお告げを降ろさせて一般大衆を洗脳させるという巧妙な手口を用いている。
特にスピ系の多くの人達は、これをなかなか見抜けづに、ポジティブ意識に脱恐怖意識、それと愛押しに波動上げの連呼で予言を克服しようとしている。


最終的にこの陰謀は阻止され後にNASAは軌道修正されましたと発表することになるだろうが、それがこの組織最後の役目となるだろう。


それまでに人類には、物理的科学的な見地を越え、霊的見地で洞察する力がいよいよ試される段階に入ってくるだろう。

端的に言えば、我々自身 自分たちが予言する霊的進化の段階に入るということである。

言い換えれば『予言=人類と地球の未来、その願望』を共同創造するという、いままで気付かなかった認識を受け入れることになるのである。


国家や宗教の下に数千年にわたって保護され支配されてきた人々には上意識が強く、束縛や規制が多いことで決定意識も薄くなり、神や上級霊・指導者のような神意識を自分自身が持つことにはなおさら困難になっている。

しかしここに来てこの問題に当面することで、今まで人類に与えられてこなかった精神的自立へのチャンスを受ける段階に入って来たのである。


2023年12月10日

【祝】自民党有力議員全員討ち死に !

念願の自民党消滅が来年あたり実現する。

これで上は天皇から下は町内会まで浸透していた天皇制が徐々に消えていくだろう。
従来常識だった仕組みが異常だったり場合によっては犯罪だったりと、みな分かってくるぞ。

この仕組み、人を幸せにしないシステムで、社会はそれによって作られてきた。
その中で一生懸命幸せになろうとすると、もがき苦しむ仕組みになっている。

今稼働しているのは『神一厘の仕組み』。
悪極まるまでお膳立させて一気にちゃぶ台返しかな。
生半可に掃除するとその反撃が凄まじいから。

残るは日本人に成りすまし日本を支配してきた勢力をどうやって掃除していくかだ。
この寄生虫の駆除はとても厄介。政治のように表舞台に出てないグレイゾーンに潜む勢力だから。
その仕返しがあると心得ておいた方がいい。

来年あたり超過死亡が当たり前の世となり、どうやってその原因を隠すかが奴らの秘策。
イスラエルをみてごらん。4回・5回やってた国だよね。
どうやって超過死亡隠してきたかな?

日本の場合はドンパチでは隠しきれないほどなので、当然もっと大きな策を用意してるだろう。



2023年9月11日

古代コンクリートたたき 、その施工法を確立

【古代コンクリートたたきの特徴】

古代コンクリートによる「たたき」は伝統的な「たたき」やポルトランドセメント(以下通常のコンクリートと言う)を使った「たたき」とは異なるものです。
材料も異なれば、その性質や特徴も異なります。

「土間たたき」の範囲でその特徴を挙げると、湿度や水分を吸収し放出する能力は伝統的な「たたき」よりも高く、もちろん通常のコンクリートによるものよりもはるかに高いので湿気のある土間はもちろん、勝手口、デッキの下や床下などの湿気抜きを施したい箇所には最適です。それは、主成分である火山灰の粒子が多孔質構造になっていて、その性質から来るものです。さらに特質すべきは電磁波を吸収する能力が高く、その点は珪藻土の性質に似ていると言えます。さらにゼオライト同様に放射線を吸収する能力も高いです。またこれは関係ないかもしれないが、海水に漬かれば漬かるほどに長寿命になっていく、不思議な性質を持っています。

強度の点では、伝統的な「たたき」は通常のコンクリートを使った「たたき」の1/15の圧縮強度ですが、古代コンクリートによるものは後者とほぼ同じ程度なので、施工の際は厚みを抑えることができます。
また伝統的な「たたき」は軒先などの雨に濡れる箇所では劣化することがあり屋外では使いにくいのですが、古代コンクリートによる「たたき」は通常のコンクリートによる「たたき」同様に屋外でも使用することができます。

堅牢性に関しては、施工後数年過ぎれば通常のコンクリートによるものをしのぐ硬度となり、寿命も従来のそれよりもはるかに長くなります。

なお、デメリットとしては配合材に含まれる生石灰の扱いが危険を伴うので施工の際は十分注意しなければならないことです。
また主成分の火山灰ですが、比較的粒子の細かく柔らかい、鉱物名:ベントナイトを大量に入手することは入手先が限られていることやコスト面で負担になるところです。

また、これは土間「たたき」では考慮することではないですが、あえて難点と言えば、通常のコンクリート同様に使った場合、例えば型枠に同様な骨材を配合して流し込んだ場合、初期強度が従来のそれよりも劣るため、つまり次の施工過程に翌々日から取り掛かることなどは困難です。また初期強度の確保が難しい冬期や寒冷地での工事には比較的日数がかかります。要するに、今日のような効率と経済重視の市場では成り立たない、比較的スローな素材となります


【施工方法】

標準の生石灰と種土の割合は1:10が適しています。
ここで種土とは火山灰と真砂土(別名サバ土)になります。

火山灰の割合は生石灰の2倍が適しています。
よって比率にすると、生石灰1:火山灰2:真砂土8となります。
これを混ぜたものに海水を注いで練っていきます。



一度に盛る土の厚みは2㎝~3㎝が施工しやすいです。
床の目的に応じては、2層目以下の生石灰と種土の割合を1:15にしても十分強度があります。その際の比率は、生石灰1:火山灰2:真砂土13となります。
層の厚みは、重量物を運搬もしくは車を駐車する箇所では5㎝、
軽作業する場所や人の往来する箇所ならば4㎝、
デッキの下や床下などの圧があまりかからない箇所ならば2~3㎝がふさわしいでしょう。
なお、5㎝厚で、トラックなど駐車する場合は鉄筋のメッシュを使用すると注入した海水の塩分によって錆びてきますので、鉄筋の代わりに竹材を使用することをお勧めします。
ちなみに東南アジアの一部の地域では竹材をメッシュにして使われています。

施工面1平米、厚み5㎝とった場合の配合比
「生石灰6㎏」+「火山灰12㎏」+「真砂土48㎏」これに
「海水3L」もしくは「真水3L+苦汁を抜いていない塩100g」を加えます。


(1)「真砂土」「生石灰」「火山灰」をモルタルミキサーで空合わせを行います。

(2)「海水」3Lを準備します。海水が手に入らない場合はにがりを抜いていない塩を1Lあたり34g混ぜて人工的に海水を作ります。

(3)空合わせした1に(2)を入れながら水分が全体にいきわたるまで十分に混ぜ合わせます。(混練り時間の目安は、約2~3分程度、色が白から土色(濡れ色)になります。)
 生石灰が水分を吸収すると熱を発します。熱は200度近くに達するので、マスクと軍手着用で混合物には触れないように注意してください。プラスチック類の容器や器具は使わないで金属製の物を使ってください。

(4)硬い場合は、少しずつ海水を加えながら調整します。(固さの目安は、手で握って団子ができるくらいの水量に調整します。握り締めて少し水が出る程度に調整します。)

(5)練り上がった材料を準備して完成です。               

(6)練り上がった材料を敷き詰めて均していきます。叩き占めることで10mm程度沈み込むので、それを見越して敷き均して下さい。

(7)たたき用の鏝、木槌、などを用い均一に叩き締めていきます。(厚みは標準仕上がり40mm以上で行って下さい。たたく度合いによって強ければ、厚みは2層には分けず、一度に40mm打設してもかまいません。)

(8)凸凹にならないようにし、定規等を用いて高い場合は削り、低い場所には材料をつけながら叩いていきます。フラットにしにくい場合は刷毛で水をつけながら鏝で表面を押さえ、ノロを浮かせ整えます。(あまり強く叩きすぎると修正が行いにくくなります。厚みを揃え、表面を整えるように叩いていきます。また、化粧砂利が仕上げて入りにくくなるので、ご注意下さい。)

(9)化粧砂利を埋め込んだ部分が凹みフラットにならない場合は、刷毛で周面に水を含ませながら、金鏝で抑えノロを浮かせフラットになるまで伏せこんで下さい。

(10)犬走りやアプローチなど、角を丸めて仕上げる場合は丸型の面付き鏝などを用いて丸めることができます。乾燥前に型を外しスポンジ等で水分を表面に含ませながら面付き鏝で仕上げていきます。(縁は圧力がかかると、欠けたりする場合があります。のべ石やゴロタ石などを利用したほうが安心です。)

(11)当日もしくは、翌日に表面のスポンジ拭きを行います。

(12)たたき表面に刷毛等で水を含ませノロを掃き取ります。その後洗い出しの要領で表面を拭き取り、砂粒などが見えるまで拭き取ります。

(13)スポンジ拭き取り後、通風を良くし乾燥させて下さい。雨などに当てないよう(4日~5日程度)養生して下さい。冬場は、10日以上乾燥させて下さい。

(14)最後に完成した表面を水道水等で十分に洗い流します。


配合材を練った後の過程は、伝統的な「たたき」の作業と同じです。
「たたき」を扱った様々な動画が配信されているので参考にしてみてください。



古代コンクリートたたき制作過程は、私の第二のブログ「第三の建築様式を求めて」にて収録しておきました。



2023年6月15日

古代コンクリートたたきⅠ

 古民家の土間や縁側に使われてきた、『たたき』、私はこれを古代コンクリートで再現する試みを始めることにした。 

私の長年にわたる古代コンクリート再現プロジェクトもようやくこれで終盤を迎えようとしている。

たたき、は漢字で『三和土』と書かれ、粘土に消石灰に苦汁を混ぜて固めた和製コンクリートのことである。

そのメリットは、
・湿度を調整する効果があるため、空間の湿度を快適に保つ
・断熱性があり、冬は暖かく夏は涼しい省エネ効果がある
・化学成分を使わないため安心
・滑りにくく、セメント等に比べて足への負担が少ない
・人の手で作られたぬくもりや自然な風合いがある
またデメリットの方は、
・作るのに人員と手間、時間がかかる
・コンクリート等に比べて水に弱く、強度や耐久性に劣る
・経年変化で表面にデコボコが出やすくなる

このデメリットを補うために古代コンクリートを使ってみようと考えた。古代コンクリートは『たたき』のメリットを有しつつもそのデメリットを補ってくれるからである。
実はこの古代コンクリートはエジプトのピラミッドのブロックのつなぎ目1mmにも使われており、ローマ時代にも使われてきたことから『ローマンコンクリート』とも呼ばれている。
その後ヨーロッパやロシアの巨大建築物にも使われてきたが、産業革命移行、現在のコンクリートが出現することで、徐々に使われなくなっていった。
現代においてその原料や調合方法のレシピは完全に失われ、不思議なことにそれを伝えるべき職人もいなくなってしまった。
この素晴らしい技術がなぜ失われたのだろうかとよくよく考えた結果、これもデープステートによって抹消されてしまったのだと考えると納得がいく。
なぜなら、この技術から出来る建造物は水や海水にも強く、それどころ海水に漬かるほど強度を増し、千年を超える耐久性を持っからである。
現代のコンクリートと比較するとその特徴は何もかも真逆であることから、地球環境を長い時間かけて悪化させることを知っている存在がそれを推し進めてきたとしか言いようがない。



テストピース
左は『たたき』の材料で3年前に作ったが、屋外放置ですでに劣化。
右は古代コンクリート。半年前に作って屋外に放置。
硬さは現代のコンクリートとほぼ同じ。
あと3年後に結果が明確になるだろう。
制作過程は、以降私の第二のブログ「第三の建築様式を求めて」にて収録しておきました。

2023年1月19日

古代コンクリートを作る

なぜ古代コンクリートは何千年も壊れないのだろうか?

今日使われない理由は?



古代コンクリートを作るにはまず、火山灰・石灰・海水を混ぜてモルタルを作製し、それをコンクリートの骨材となる軽石と混ぜて型枠内に流し込みます。

火山灰と海水と生石灰が混ざると、結合能力を持つ化合物が生成されるポゾラン反応が発生し、凝灰岩ができる時の要領で人工の岩が完成するわけです。




では、なぜこんなにも古代コンクリート(ローマン・コンクリート)の耐久性が高いのかという化学的理由は。

現在一般的に使われているコンクリートは製造過程で大量の石油を消費します。それによって石油産業が維持できるようになっています。

こんな石油依存の時代が200年も続くと地球環境はボロボロになってきています。




現在のコンクリートは200年ほど前に発明された(ポルトランドセメント)に砂・砕石を混ぜてできてます。水と反応するとすぐに固まるので工期が短かくて済む半面、寿命が短い。サイクルが短いので関連する業界は潤いやすいのです。

それに対して古代コンクリートは混ぜた後、ゆっくり化学反応が進み、長期にわたって強度が増していく特徴があります。

その代わり、一度施工するとほぼ永久的に地上に残り石化していくので現代文明の産業は成り立ちません。石灰岩や貝殻を焼く窯と火山灰と海水があればできるので、巨大な工場など必要なく家庭で古代産業を興すことができるのです。




そこで私もこのコンクリートについて学び研究し実験することにしました。




骨材とモルタルの間のミネラルの連晶がヒビを防ぐということにあるそうです。現代のコンクリートの骨材の表面は化学反応を起こさないので構造物ができてから年数がたつほどヒビが入りやすいのです。

古代コンクリートの方は化学反応の過程でアルミナトバモライトが成長することでコンクリートはより硬さを増していきます。

長期にわたって成長しながら硬さを徐々に増していく。まるで生きている有機的な岩ですね。

この『成長』は現代では一般的に悪い意味で捉えられる「腐食」のプロセスにあたるそうですが、これを利用して古代のコンクリートはさらに強度を上げるというわけです。




材料は生石灰+火山灰+海水の三点だけです。

または、

生石灰の代りに焼成した貝殻でもかまいません。つまり科学的成分(酸化カルシウム)が同じであるからです。

また海水の替わりに荒塩とにがりを溶かした水でもかまいません。

構造材に使う場合はより強度を持たせるために以上の混合物に軽石やレンガを砕いたものなど吸水吸着が良く軽い材質のものを混ぜます。

ちなみに日本の三和土(たたき)は消石灰に粘土と水を混ぜたものです。

水の代わりに海水を混ぜると、海岸の護岸工事の際は抜群の耐久性と耐食性が保たれます。

粘土と火山灰では混ぜた時の化学反応が違うので耐久性・耐候性はそれぞれ異なってくるでしょう。




【注意】間違って生石灰の代わりに消石灰とかの他の名称の石灰を入れても固まりません。実は一昨年、私はこの実験に取り組み消石灰を使ってみましたが、屋外に置いておくと数カ月でボロボロになって崩れました。化学反応が全く違うのでしょう。

【参照サイト・動画】
石灰、生石灰、消石灰、苦土石灰、有機石灰の違い
https://www.harusa-life.com/knowledge/tuchi/post-25.html

How To Make Roman Concrete
https://youtu.be/tOhAfaFboNU

How To Make Improvised Roman Concrete (Corporal-Crete) https://youtu.be/qj7kr2ho800


生石灰の入手先:粉末-生石灰【20kg】
https://www.tama5ya.jp/product/1523

2023年1月1日

古代ローマの建物はなぜ長持ちするのか

 

古代ローマの建物はなぜ長持ちするのか、科学者が謎を解明