人は価値観に応じてその人なりの世界観を持っています。
されど、精神世界の観点からすると三つに大別されます。
- 物質的なものに価値の比重を置く世界観。
- 精神的なことに価値の比重を置く世界観。
- そして三番目は全ての存在が自己であり他者(場合によっては無生物)でもあるという世界観。いわゆる物であろうと・感情や気持ちであろうと独り占めしない世界観・他者をコントロールすることを手放した世界です。
この三番目は大変理解しにくい世界です。人はせいぜい家族や本当に親しい人・ペットくらいしかそのような価値を見い出すことができません。今ではその家族さえも対象ではなくなっていますが。ましてや憎しみを抱いている人や批判の対象など人でなくとも自己と同一視などできません。
この世界観では、意識を他者と共有します。愛とも言っていますね。
我々よりもはるかに精神的に進化した文明に存在する人たちは、こういった世界観の段階を密度で示しています。
三番目はなぜか第五密度と言っていました。
我々の文明は第三密度で、現在多くの人たちが第四密度に移行しているさなかです。もちろん第五密度に移行している人たちもいっぱいいます。
強調したいのは今後はそれぞれ価値観や世界観の相違によって徐々にそれぞれの世界に分かれていってしまう点です。
今までは色んな価値観の人たちがごった返して第三密度に留まっていました。しかし、第四・五あるいはそれ以上の密度に入っている人たちが伝える真相や真実に目覚める人たちが多く出てきて集合的な意識が変わってきているのです。昔でしたら宗教という枠組みで留まっていましたが、今では形骸化や洗脳が解けてしまった人たちには受け皿がありません。そのような文明の進化段階に達してきています。
集合的な意識は同様に意識を持つ人たちを引き寄せていきます。しかしそれに気づかない人たちは従来の人たちとの関係を保とうとして苦しむことになっていきます。
もっとも強調したい点は、これは密度という言葉と同期しているのですが、惑星の物質的な性質が変化してきているのです。
とても信じがたいことです。我々には感じることができません。いいえ体調の変化や気象・様々な病気・エスカレートする出来事・原因は人類にもあるのですが、複雑に絡み合っているのです。
すでに、この惑星の暦が変わるとか言う神話や言い伝え・予言など聞いたことがあるかと思います。しかし、それはこの惑星だけでなく、それを取巻く太陽系・銀河系も関与するサイクル意味しています。こんなこと、そんな昔に誰が未開の文明人に教えたか、といった質問が出てくるでしょう。でもそれはあまりにも物質の境界に意識を阻まれたことによる思考から発せられるものでしょう。
物質の密度の変化はこの文明の原始的な技術では察知できません。
まれにこの密度を飛び越える体験をする人たちがいます。いわゆる幽体離脱や幽霊や妖怪・妖精、場合によってはUFOを見る人たちです。第四密度ではそのような存在にあふれています。場合によっては危険な低層域に存在する者たちもいます。この世界も何層にも分かれており仏教では詳しく名前までつけております。
昔のシャーマンは色んな技法でこの世界を垣間見て知恵や知識を得てきたのです。薬草や幻覚性植物・舞踏や儀式、今では形骸化した祭りにも、昔はきちんとその一部が含まれていたものです。天才・宗教的指導者といえる人たちもそうです。これ以上の密度よりメッセージやヒントを受け取った人たちです。
物質を成す密度とは、たとえて言えば硬化した高野豆腐が徐々に水を含んでいくような状態です。水を意識とするならば徐々にその意識が高野豆腐と一つになっていきます。今まで意識はコップの中に入っていて、そこだけの世界で判断する以外ありませんでした。
そのコップが壊れていくのが第四密度への移行ととらえても良いでしょう。
第五密度になると意識は水蒸気のようなものかもしれません。
地球の密度の移行は1980年代後半から始まります。通常他の惑星の同様の文明と比較すればその移行は急激だそうです。通常数百年かけて第三から第四そして第五へと移行するものですが、それをわずか数十年で行なおうとしているからです。
だからこの移行期をどう人類が乗り越えて行くか、宇宙の多くの存在が見守り・注目しているところなのです。これから第三密度に留まる人たちは多くいるでしょう。しかし彼らは地球の移行にはついていくことができません。
皆さんの中には、それでも説得して分かってもらいたいと節に願うでしょう。時として家族ならばなおさらです。しかし、こういった説得も行き過ぎると他者をコントロールすることになっていってしまいます。カルマの観点からするとこういった関与は自己のみならず他者のためにもならないのです。
ですから、すでにこのような変化は始まっているのですが、まさにカルマによる選別がなされているといえます。
今まで、同じ籠の中に入っていた様々に異なった価値観、それが集合意識として、まるでざるですくわれるように選別されていっているのです。
これを収穫といっていた宇宙存在がいました。これをはじめて聞いた時、私もそんな言い方はあまりにも酷いのではないかと思ったほどです。そのころはまだアセンションといった言葉すら聞かれないころでした。
そうです、この時期意味は分かりにくくても精神世界では象徴的にアセンションといった言葉を用いています。
密度の変化としてお話してきました。それはこの変化で意識があらゆる物質のスポンジ状態のすき間をとおり、今まで見えなかった第四密度の世界を垣間見せてくれることになります。もちろん意識の変化を伴って個人差はあるでしょう。
しかし、これから生まれてくる子供たちは先入観や第三密度での洗脳経験などまったくありません。ですから我々のように抑えられて能力や才能が退化してしまう事などもありません。周りの環境・特に両親にもよりますが、ストレートに才能を開花する時代に生まれてくるのです。彼らは、我々も含めて第四密度や第五に入っていくと競争をするために学ぶ必要などが全く無意味になっていくのです。誰もがある程度他者の感情や思考を察知できるから、隠すことができない世界なのです。ある程度すすめば相手に意識を飛ばすことができ感知することもできるのです。
スポーツなどの世界は相手の読みが見えてくるので、勝ち負けを楽しむというより純粋に技やゲームを楽しむように変化してくるでしょう。我々が思うには、負けた相手が嫉妬することもあるでしょう。しかし双方がそのような世界にいること自体で互いの感情を共有するため、嫉妬といった隔離された感情が存在しえなくなるのです。ただ、移行期の数十年は、徐々にです。
もちろん他者より秀でた能力を持つ人はいるでしょう。しかし何よりもそのような言い回しが通じない世界です。全ての人がその人の精神的な進化に合わせた能力が開花しそれを他者と共有して楽しむ方向へと変化していくのです。
だから文明は技術的に今までとは桁違いに進化していきます。環境を考慮した技術が開発され数十年で地球の環境が改善されていきます。
元々世界は己を鏡に映したごとく様々に存在するものだと思います。そういった世界が同時に進行しております。ただ、このような密度の観点から人だけでなく、我々をも取巻く地球の環境が次の密度へと移行する現在、集合意識は平行して密度に応じた世界を同時進行し、これから地球の移行が完了するころには第五密度に応じた意識が地球に定着することになっていくのです。
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