「愛とは」
愛とは、意識の繊細な一成分のことである。
それは、存在の深い意味を、教えてくれる。
愛は、唯一の合法的な麻薬でもある。
間違って、愛が生み出すものを、酒や麻薬の中に、探す人もいる。
愛は、人生において、最も必要な物である。
賢者は、その秘密を、知っていて、ただ"愛"だけを、探した。
ほかの人は、それを、知らないから、"外"ばかりを、探した。
どうやったら、愛が、手に入るかって?
愛は、物質でないから、どんな技術も、役に立たない。
それは、思考や理性の法には、支配されていない。
思考や理性の法が、愛に、従っているのだ。
愛を、手に入れるには、先ず、愛が、感情ではなく、存在であるということを、知ることだ。
愛とは、なにものかであり、実在している、生きている精神である。
だから、我々の中で、目覚めると、我々に、幸福を、そして、すべてのものを、もたらすもの…
どうしたら、愛が、くるように、できるのか?
先ず、最初に、存在していることを、信じること(愛は、見ることはできない。ただ、感じるだけだから)(それを、神と呼ぶ、ひともいる)。
それが、出来たら、心の奥底にある住まい、つまり、ハートに、探すことだ。
それは、すでに、我々の中にいる。呼ぶ必要はない。
来てもらうように、願うのではなく、ただ、自由に、出るように、させてやること、ひとに、それを、与えてやるように、することだ。
愛とは、求めるものではなく、与えるものなのだ。
どうやったら、愛が、手に入るかって?
愛を、与えることによって
愛することによって
「もどってきたアミ」 エンリケ・バリオス 著 より引用
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